■ FastTrack66をWindows2000のRAID HDDへインストールする手順
Fast Track66 のRAID HDD には、普通にインストールしようと思ってもWin2000は入ってくれません。
そこでいくつかのインストール方法がありますが、一番確実で安定した方法だと勝手に思っている (^.^; 方法を掲載しておきます。
STEP 1
まず、 FT66 ドライバディスクを作成します。
こちらからドライバをダウンロードし解凍すると、win2000というフォルダがあります。
その中のファイルをフロッピーにコピーします。
※ ここでは ドライバは FastTrak Family v1.30 b33 を使用しています。
STEP 2
次に Win98起動ディスクの2枚目に XCOPY.EXE XCOPY32.MOD SMARTDRV.EXE 以上のファイルをコピーします。
(Win98のCD−ROMにあります。)
STEP 3
1.Win98起動ディスクで起動し、FDISK でパーティションを FAT32 で作成します。
2.作成したパーティションをフォーマット後、SMARTDRV を実行します。
a:\>smartdrv
3.CD-ROMの i386 フォルダをCドライブにコピーします。
a:\>xcopy□d:\i386□c:\i386
この時、i386 はファイルかディレクトリかを聞かれるので、Dを入力します。
4.コピー終了後、FT66 ドライバディスクを挿入して以下を入力します。
a:\>copy□fasttrak.sys□c:\i386
a:\>c:
c:\>cd□i386
c:\i386>ren□ultra66.sy_□ultra66.ol_
c:\i386>ren□fasttrak.sys□ultra66.sys
5.セットアップを開始します。
c:\i386>winnt
格納パスには c:\i386 を入力します。
6.インストール終了後、フロッピーを取り出してリブートします。
7.起動後のパーティション選択画面では、FAT32パーティションを選んでください。
さらに、ファイルシステムは変換せずにそのままです。
8.途中で ”j8514-fix.fon がコピーできません” と出るので、CD−ROMのi386フォルダを指定してコピーします。
9.設定完了後CDを抜いてリブートしますが、この時にWin98起動ディスクをAドライブに挿入しておきます。
10.起動ディスクからブート後、以下を入力します。
a:\>c:
c:\>cd□winnt\system32\drivers
c:\winnt\system32\drivers>del□ultra66.sys
c:\winnt\system32\drivers>copy□a:\fasttrak.sys
c:\winnt\system32\drivers>ren□fasttrak.sys□ultra66.sys
11.起動ディスクを抜いてリブートします。
STEP 4
Win2000起動後デバイスマネージャを開きSCSIとRAIDコントローラーがUltra66と認識されているので、ドライバの更新でFT66 ドライバディスクを読ませて更新します。
STEP 5
最後に、FAT32になっているファイルシステムをNTFSにコンバートして終了です。
(この作業は、必ずしも行う必要はありません。)
コマンドプロンプトを起動して、以下を入力します。
c:\>convert□c:□/fs:ntfs
次回の起動時にスケジュールしておくと次回起動時にFATがNTFSに変換されます。
NTFSへの変換についてはこちらも参照してください。
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